女性は「一番困るのは、お昼と電気代です」と切り出し、まず昼食事情を打ち明けた。
「普段は昼食代節約のため、家で握ったおにぎり2個にふりかけをかけて食べます。以前は周囲の人に合わせてお弁当を買っていましたが、きつくなりやめました。営業なので外出することも多くあります。出先のお昼は高くつくので、1人で外出の際は駅のホームにある待合室スペースで、持ってきたおにぎりを食べて節約しています」
そんな食生活で体調に問題はないのだろうか。思わず心配になるが、当の本人は、
「ややさみしいお昼ご飯なので、誰かと一緒に食べるのが恥ずかしく、最近は1人でささっと食べます」
と周囲の目のほうが気になっているようだ。
電気代の節約についても、2月半ばのこの時期に
「冷暖房をほぼ使わず、この冬を乗り切ろうと考えています。実際、暖房をつけたのは1回だけです」
と綴り、ギリギリの生活をうかがわせた。
「次の仕事は給料が今より高く、女性が働きやすいことが条件です」
仕事については「(今の職場は)働きやすく、人間関係も良好ですが、次の仕事を探しています」と語る。
「3年続けましたので、今年は転職活動をすると心に決めていました。次の仕事は、給料が今より高く、女性が働きやすいことが条件です。同期は給料の低さを理由に辞めました。結婚された1つ上の先輩は『この給料で働き続けても生活していけない』と言って辞めました。女性の働きやすさは、今の会社にはないと思います」
女性は「結婚して子育てという将来を考えると、今の給料では生活していけません。もっと早くに辞めるべきだったと感じています」と悔いていた。