女性は正社員として保育園の調理師をしているが、手取りは13万5000円ほどで

「残業はほとんどなく、ボーナスは3万円。休日は年間105日です。子ども部屋でなければ生きていけません」

と、正社員とはいえ実家を出られない厳しい現状を綴った。

薄給を嘆く正社員の読者はほかにもいる。サービス系の会社の正社員として働く30代後半の女性（手取り16万8000円／年収200万円／奈良県／未婚）は、

「飲食なら土日は時給が上がるアルバイトもあるのに、忙しくても給料が安いのでキツいです。コロナ禍で仕事がなくならないだけマシなんでしょうが、毎日毎日接客での感染リスクを考えてると少し怖いし、ちょっとぐらいサービス業も月給値上げしてほしいです。日々のなかで、お客様の理不尽なお怒りなども受けるとめちゃめちゃ疲れます……」

と愚痴をこぼした。

また、手取り14万7000円でIT企業正社員の女性（20代後半／愛知県／未婚／年収300万円）は、

「貯金ができず節約の日々。将来が不安だと感じながら毎日を過ごしている。貯金があまりないので病気になったとき大変だった。手に職をつけようとIT企業で働いているが、プログラミングの適性がなく自分の限界を感じる。転職も視野に考えているが自分に自信がなく、なかなか一歩を踏み出せない」

と現状を語る。ただ、将来的にやりたいことについては「投資信託。本業に差し支えないような副業。なにか資格取得したい」と前向きに綴っていた。