「女の部長って大丈夫なの?」といわれた女性の屈辱 | キャリコネニュース
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「女の部長って大丈夫なの?」といわれた女性の屈辱

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ジェンダー平等が叫ばれる現在でも、「女性だから」という理由で差別されることがゼロになったわけではない。東京都に住む40代前半の女性(ITエンジニア、システム開発・SE・インフラ/正社員/年収700万円)は、差別を乗り越えるために努力してきたことを、キャコネニュースに明かしてくれた。(文:谷城ヤエ)

キャリコネニュースではジェンダーギャップをテーマにしたアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/ZYVZFJ4M

「もの珍しい目で見られることが多かった」

女性は、「400人規模のIT企業に勤めていた」当時をこう振り返る。

「トントン拍子にエンジニアから、現場マネージャー職に。社外のお客様との打ち合わせなどの際、特に男性部下を伴ってでの初対面だと、『あ、あなたのほうがマネージャーさんですか』と、もの珍しい目で見られることが多かった」

女性の経験上、「中小で女性プロジェクトマネージャーはかなり希少」とのことで、「さらに童顔ということもあり、かなり若く見えてしまっていたのもある」と相手の反応の理由を話す。そのため

「信頼を勝ち得るために、と雑談の内容から打ち合わせの内容まで、事前にかなり用意して望むことが多かった」

という女性。認めてもらうために相当な努力をしてきたようだ。

のちに、女性は社内初の女性部長職になったが、

「年配の社内監査役からは『女の部長って大丈夫なの?』などハラスメントまがいのことも言われることもあった」

「結果を見せると認めてくれる人は多かったが、第一印象がマイナススタートなことが多かった」

と苦労した経験は挙げればきりが無いようだ。

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