現在、女性は年収300万円、手取りにして17万3000円ほどを手にしているが、「新卒から16年くらい働きましたが、手取りが増えてません」と嘆く。また20代以降、自身に降りかかった苦労の連続を振り返った。
「20代に憧れの1人暮らしを会社の近くで4年間ほどしましたが、都内家賃7万円。そのときは常にピーピーで、頭の中がお金のことしか考えられませんでした。お恥ずかしながらキャッシングなどしてしまい、『もうあかん……』となって実家に戻りました。実家からの出社は2時間弱。それもつらかったです」
大変だっただろうが、女性の場合は帰れる実家があってまだよかったのかもしれない。その後、「幸運なことに良いご縁があり、結婚して(会社から)電車で30分のところに移動したので楽にはなった」と女性は綴る。しかし、それでもなお現在の仕事に対する不満は消えず、
「『おそらく10年後も同じ給料なんだろうなあ』と思うと、もうモチベーションが保てず。転職を考えてます。遅すぎる決断でしたねぇ」
と胸中を明かした。もし無理な1人暮らしをしていなかったら。実家に戻った時点で転職をしていたら。タラレバを言えばキリはないが、今度こそ女性が転職の道を踏み出せることを願うばかりだ。