工場内で派閥争いが勃発!パート社員に「責任取れ!」と詰め寄られて退職した女性
ここでいう「派閥争い」とは、作業ラインにかかわる人たちのグループだそうで、「パートグループ、社員グループ、あとパートと社員の混合グループ」と3つあった。当時の女性は入社から5年経過した程度だったが、同期たちが寿退社や諸事情で退職し、残ったのが自身の他にはもう1人だったそうで、すでに「古参」の扱いだった。
そのためグループを再編成し、「パートと社員の混合グループをもう一つ作ることで効率を上げよう」という動きになった際、女性ともう1人の同期は上司からグループの「リーダーになってくれ」と打診されたという。こうして女性は社員とパートの混合グループ、同期はパートグループのリーダーになった。
ある時パートグループから、女性がリーダーを務める混合グループに対して「意味のわからないクレーム」を言われたという。
「クレームの内容は私が受け持ったグループがパートの仕事を奪ったというもの。そんな事はありません、私は上司から『パートグループの急ぎの仕事をしてほしい』『今空いているのは私達のグループだから』と言われて、そこからですパートグループと混合グループと『仕事を奪った』『奪ってない』と言い合いに発展して……」
上司の指示で受けた仕事を「奪った」と責められ、説明しても話が通じないようでは堪らない。これにより女性は「私の中で何かがぷつんとキレたんです」と振り返っている。
「きっかけはパートさんの『責任とれ!』という発言。もともとはパートグループはもう一つの混合グループが気に入らなかったんだと思います。売り言葉に買い言葉、私はその場で退職を宣言しました」
女性が退職し、同期の社員もすでに退職したため、グループの編成は見事失敗に終わってしまった。その後の工場内がどうなったのか、「今?どうなっているかわかりません」と女性は知る由もない。
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