「こんな上司いらないと、心の底から思った」いきなり担当外の会議を丸投げされた男性 → 抗議したら「へへっと気持ち悪い笑い」で誤魔化される
そもそも、当時職場では「他部署との連携が必要なタスクが二つほど発生しており、二つは似て非なる物」だった。それぞれをタスクA、Bと仮定した男性は、「タスクA」を担当。数か月前から上司と議論を重ね作業を進めつつ、「部下へ展開するための資料整備を中心に」行っていたという。
「Aとは無関係のところでBが進んでいたのですが、こちらの進捗状況が芳しくないようでした。しかし上司からBについては何も言及されることが無かったため、私はBは無関係だと認識していました」
つまり男性はBの仕事についてほとんど何も知らない状態だった。そんなある日、上司からオンライン会議に招集された。
「上司から『他部署との打ち合わせがあるから同席してほしい』との依頼を受けました。上司にタスクAについての打ち合わせなのか確認したところ、タスクAの打ち合わせであるとの事でした」
そのため男性は、タスクAについて、これまでの調査内容の認識合わせをして齟齬が無いか確認するものと思っていたそう。打ち合わせの参加者は「問題の上司、他部署から2名、私の計4名」で、始まった途端、男性は前述の通り驚くことを耳にする。
「打ち合わせが始まると上司の口から『ではBについての打ち合わせを始めます。〇〇さんお願いします』 と、いきなり丸投げされました。どういう訳かBについての打ち合わせです」
すっかりAのつもりで会議に臨んだのだから、驚きと焦りは相当なものだったに違いない。他部署に「Aの事しか分かりません」という訳にも行かず、そこは臨機応変に乗り切った。
「Aについてまとめた資料で胡麻化しながら切り抜けましたが、打ち合わせ中上司は一切喋りません。(中略)まるで静止画のようでした」
部下に丸投げして我関せずを徹したのだから無責任極まりない。上司がどういうつもりであんな嘘をついたのかは謎のままだが、一応の抗議はしたようだ。
「打ち合わせ終了後に上司にさすがに酷すぎるだろ、とクレームを入れたら『へへっ』という非常に気持ち悪い笑い声が返ってきました。こんな上司いらないと、心の底から思った瞬間です」
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