「結婚・出産のため」
ビズヒッツは7月5日、転職に関する意識調査の結果を発表した。調査は4月～5月にネット上で実施し、30代で転職した経験がある女性292人から回答を得た。
30代女性の転職理由の1位は、同率で「結婚・出産のため」、「人間関係への不満」（36人）だった。3位は「他の仕事をしたくなった」（27人）で4位は同率で、「収入アップのため」、「体力的につらい」（23人）となっている。
転職後は非正規雇用になってしまう人も多数
具体的には以下の回答が寄せられた。
「前の年に結婚したが、このままでは妊娠できないと思い辞めた」（31歳で転職）
「先輩からの嫌がらせがひどかった」（39歳で転職）
「販売職に就いていたのですが、立ち仕事がつらくなって転職を決意しました」（32歳で転職）
また、転職先に重視した条件トップ3は「勤務時間や休日」（95人）、「やりたい職種／仕事内容」（69人）、「勤務地／通勤時間」（54人）となった。
さらに、転職前後の雇用形態を聞くと、転職前は「正社員」が61％だったのに対し転職後は40.5％にまで減少した。「派遣社員」、「パート・アルバイト」、「契約社員」の割合が増加した。
正社員から非正規雇用に変わった人からは「フルタイム勤務では子育てや介護と両立しにくい」といった声が寄せられた。
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