このスレッドは注目を集め、「客の方が間違ってない。以上です」など、まず反発の声が上がった。
「そんなことでそんなにイライラすんなら接客やめたら」
「不親切だと思います。分かるとか分からないとかではなくて、お客様から聞かれたら、答えてあげればいいじゃないの?それがお仕事です」
など、そんなふうに考えるならレジは向いていない、あなたにやってほしくない、お客の対応をするのが接客業なのだからと惣菜係を勧める人までいた。
中には、客として「え?いけないの?今日私言っちゃいました」という人も。微妙にたくさん買って中か大かで悩み、「この量が入る袋はどれですか?」と聞いたという。入らなければ追加で買わなくてはならないし、店員に聞いたほうが間違いない、という考えからだ。店員から大を薦められ、お手数をお掛けしましたと謝ったところ、「それが仕事なんで」と言われたエピソードを綴っていた。
もっと厳しい人では、自分が「店側」でプロなのだから、「”このくらいにはこれが良い”とかいうちょうどいいサイズはどれなのかもわかんない訳?自分側の『足りない』のを相手のせいにするのはどうかと思うよ?」と詰め寄るような声もある。「接客業は丁寧に対応すべき」と考える人が多く、口汚く罵ったことが反感を買ったようだ。
共感も多数「小さいので入るわけないだろ。バカかよ」と暴言を吐かれた人も
一方、スレッドのコメントには店員の立場で共感の声も多数入っている。
「あああ、とってもよくわかります!(中略)最初から『入る方で』って言われるのはイラっとします。大抵、おじさん」「いますよね。なるべく小さい(安いほうに)袋にギチギチにいれていく人、少しの量でも大きいの買っていく人。人それぞれ」
「大きい方を勧めると『袋で儲けようとしてるのか』と言う人もいる。自分で使うものくらい自分で決てくれ」
酷い例では、「小さいので入るわけないだろ。バカかよ」と暴言を吐かれた人も。「なら最初から『大きい方で』って言えばいいんじゃない?私なら小さい方で入れられるわ。ストレス溜まります」とこぼしていた。
また、「店員さんはレジを打つのが仕事で袋のサイズ決めるのは仕事じゃありません」と、「レジの仕事の範囲」で論争になる場面もあった。
確かにレジ係なら「この量にはこのサイズの袋」という予測は可能だろう。しかし、「詰めるのは客で、入るかどうかは入れ方次第なので保証はできない」ということだ。無料で追加を渡せたこれまでと違い、3円か5円かの違いを気にする客すべてに満足いくように対応するのは難しい。「自分で使うものくらい自分で考えて決めて」と考えるのは無理もない。
キャリコネニュースでは先日も「レジ袋有料化って誰も得しないですよね」現役コンビニ店長が明かす”苦悩”という記事を配信しているが、店側とお客双方が慣れて、イライラがなくなる日は来るのだろうか。