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就活に「脱リクルートスーツ」の動き加速 大手企業は服装に「自分らしさ」を期待

私服面接コーデレッスンを開催

私服面接コーデレッスンを開催

「リクルートスーツは黒系にすべし」というビジネス誌の呼びかけに、ネットで「古い」と反発が殺到するなど、就活生の服装に対する意識に変化が起きている。ソニーや全日空など、没個性的なダークスーツをやめて私服で採用面接を行う大手企業も増えている。

2015年3月31日放送の「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京)は、就職情報サイトのマイナビと、ファッション・アプリを運営するヴァシリーが「私服面接コーディネート相談会」を共同開催したことを伝えた。

マイナビの長谷川由佳さんは、「面接には私服で来ていただけるとより人間性が見える」と説明し、同社の羽田啓一郎さんも学生たちにこう語った。

「スーツの学生が結構いらっしゃるんですが、わりと採用担当者は、がっかりしています。何がいい悪いではなく、みなさん自身がどう見せたいのかです」

新たに「上品さ」「センスのよさ」も問われる

採用企業側は、面接時期が夏になることに加え、学生の人柄がより表れるとして私服面接を実施しているという。ヴァシリー「アイコン(iQON)マガジン」の澄川恭子編集長によると、企業が重視するのは、1.上品さ、2.センスのよさ、3.自分らしさが服装に表れているか、だそうだ。

肌の露出を抑えたシンプルできれいめの白の単色や、2色のコーディネートが歓迎されるという。相談会に参加した女子学生は「私服面接」への挑戦に意欲を見せた。

「私服面接を怖がるというより楽しめると思うので、参加して良かった」
「自分でも納得するようなファッションだなと思って。これを着ていけば面接もバッチリだと思います」

マイナビの担当・羽田啓一郎さんは、「元気の良さか真面目さをアピールするのかによってコーディネートの仕方も変わってくる。自分が何をPRしたいのかを考えて、それが生きるようなコーディネートをして欲しい」と助言した。

こうした指南を受ける以上、リクルートスーツと同じで画一的になりがちではと思いきや、アピール材料として個性を打ち出せるチャンスでもあるようだ。

この説明会に参加したのは全員女子学生だったが、男子学生向けにも同様の指南ビジネスが生まれそうだ。画一的な息苦しさは減るものの、別の意味で「ハードルが上がったな」と嘆く人もいるのではないか。(ライター:okei)

あわせてよみたい:「リクルートスーツは黒系を選べ」に批判殺到

 

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