正社員との待遇格差について、神奈川県50代女性(年収300万円)は「会社の創設記念日や社員向けの休業日が、派遣社員は無給または有給消化になってしまうこと」と綴る。会社都合の休業日であっても、派遣というだけでこの扱いになってしまうという。
東京都40代男性(年収300万円)も「社員と同じ仕事内容なのに、なんなら社員より長い時間拘束されてるのに社員より給料が安い」と不平を抱く。
不満・不平感は待遇面だけでなく、業務上でも発生しているという。東京都50代女性(年収200万円)は「派遣はミーティング等に出席出来ないため、業務の進捗確認に手間がかかる」という。それだけでなく、
「情報共有が出来ていないにも関わらず、社員からは共有済みの認識で業務問い合わせを受ける」
と社員しか知らない内容なのに、”派遣社員も知っているでしょ?”といった態度で接されることもあるという。
「3年かかってやっと仕事や人に慣れたところで、派遣期間終了になる」
愛知県50代女性(年収250万円)は「3年かかってやっと仕事や人に慣れたところで、派遣期間終了になる」とこぼす。新型コロナウイルス感染拡大下においては、業績悪化で突然雇い止めにあったという人も見られた。神奈川県50代女性も、
「コロナでもそうだが、何かあればすぐに切られることに不安がある。ライフラインといえる収入源が簡単に切断されてしまう」
また「派遣だから仕方ないが、社員の失敗を被せられ辞めさせられることもある」と不満をこぼした。
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