コメント欄には、悲惨な求人を見たという相次いだ。
「うちの田舎(東北)だと13万台が多いなぁ」
「田舎だと正社員でも年収250とかザラだよ。男で残業がっつりやっても、350~400。夜勤あるとやっと500って感じ。それでも介護系は夜勤あっても安い」
とりわけ地方では給与の低さが顕著だという。「地方に来れば都内がいかに恵まれてるか分かると思うよ」というコメントがあるように、東京都での生活が長い人が地方で就活すると発狂してしまう可能性が高そうだ。また、
「私も一般事務、残業なし、年間休日105、ボーナスなし、手取り20万。ボーナスがあるか、もう少し休み多い所に転職しようかと職安いったけど、求人が全部今以下だった」
と転職を検討してハローワークを訪れた結果、現職の低待遇を”マシ”だと思ったという人も珍しくない。
ハローワークに求人掲載する企業は「求人サイトに登録するお金がない」?
「職安って確か求人無料なんだよね?そりゃ大手の転職・就職広告代理店を使わ(え)ない会社ばっかりだなという印象」
「職安に回ってくる企業って求人サイトに登録するお金がなかったり登録しても人が来ないような企業が多いから仕方ないよ」
ハローワークに求人掲載するには費用がかからないため、資金も人材も余裕のない企業の場合もある。無料で載せられるのは企業にとってはありがたいが、求職者からしたら「そんな条件のものを載せられても……」と思ってしまう求人もあるだろう。
「売り込むスキルがなければ給料安くなる。スキルがあれば果敢に自分で売り込みに行ける」
「特殊技能が必要無いなら、そのくらいでも仕方ないのでは。スキルアップしていけば、それに見合った給料もらえる仕事が出来ると思います」
とは言え、ちゃんとした給与を支払ってくれる企業を見つけても、自身のスキルや経歴次第では足切りされかねない。まずは自分と向き合って、求人サイト中心で企業を探してみてはどうだろう。