インタースペースは11月27日、働き方に関する調査結果を発表した。調査は10~11月にネット上で実施し、20?30代の未婚女性453人から回答を得た。
現在の働き方について聞くと、合わせ6割が「出社が多い」(31.6%)「完全出社」(28.9%)と答えた。「完全リモート
(10.6%)は1割。「リモートが多い」(27.6%)という人は3割に満たなかった。
働く上で重要視すること、1位は「給与」
理想の年収については、最多が「500万円以上」(56.1%)。「600万円以上」(15.2%)は1割強だった。同社が4月に実施した調査では、20~24歳の平均年収が65万円、25~29歳で200万円となっており、両者に大きな開きがあった。
続いて「いつまで働きたいか」と聞くと、過半数が「できる限り長く働きたい」(53.4%)と回答。次いで「定年まで」(14.1%)が多く、働くことに意欲的な女性が多かった。
調査を行った同社は
「“結婚して子どもを産んだら、女は仕事を辞めて家庭に入るのが当たり前”、これを常識と捉えるのは今を生きる女性たちにとって難しいことのようです。
と分析している。
働く理由は「生活するため」(410票)が最多。以降は「将来の貯蓄のため」(313票)、「趣味・娯楽を豊かにするため」(282票)、「自分の成長の為」(176票)と続いた。
また、働く上で重要視することでは「給与」(344票)が最多。他には「ワークライフバランス」(293票)、「福利厚生」(197票)、「勤務地」(184票)などが挙がった。