GoToトラベルで1週間の”湘南ワーケーション”してみた 朝食・コーヒー・Wi-Fi付で6泊7日1万9500円から | キャリコネニュース
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GoToトラベルで1週間の”湘南ワーケーション”してみた 朝食・コーヒー・Wi-Fi付で6泊7日1万9500円から

移住体験&ワーケーションしてみた

移住体験&ワーケーションしてみた

新型コロナウイルス感染拡大でリモートワークを導入した企業が増えている。”住みやすい街”を求めて移住を考えるものの、知らない土地に引っ越すことに踏み切れない人もいるだろう。

神奈川県藤沢市の「8HOTEL湘南藤沢」では、11月から「湘南プレ移住プラン」を販売している。1週間滞在し、移住がどのようなものか体験してもらうというものだ。

キャリコネニュース編集部でも春からリモートワークを実施している。そこで、移住体験もかねて同ホテルで1週間のワーケーションを行ってみた。

6泊7日、朝食+1日1杯のコーヒー付き

藤沢駅から徒歩2分にあるため、迷うことなく到着。夜だったため、「8HOTEL」という黄色のネオンがよく目立った。入り口には時節柄クリスマスツリーが飾られていた。エントランス付近にあるキャンピングカーは「HAIR CALIFORNIA」というヘアサロンとして使われている。

夜はこんな感じ

夜はこんな感じ

今回利用したプランは6泊7日で、朝食と1日1杯のコーヒーがついている。前払いで価格は3万円から。GoToトラベル利用で1万9500円から利用できる。

筆者の部屋は、壁に夕焼けの海辺が描かれていた。現代アーティストが手掛けているという。アート作品と身近に触れられるのも同ホテルの特徴だ。

部屋がオシャレ

部屋がオシャレ

部屋はホテルオリジナルグッズでコーディネートされている。マグカップやアメニティなどはオリジナルデザインのもので、ドライヤーも机の上にポンと置いてあるのではなく、スタイリッシュな柄の袋に入れられ、棚にディスプレイされている。生活用品もこうすればオシャレに見えるんだなあ……と勉強になった。

アメニティ類、こう整理する手もあるのか

アメニティ類、こう整理する手もあるのか

マフィンを食べて部屋で働くスタイルisオシャレ

温かいスープが飲めるのは嬉しい

温かいスープが飲めるのは嬉しい

翌朝から移住体験&ワーケーション開始。朝は1階の「8LOUNGE」で朝食を摂る。毎朝ショーケースからマフィンを1種類選ぶシステムで、サラダもついており、スープとドリンク、食パンは食べ放題となっている。

まさかオレオのマフィンがあるとは

まさかオレオのマフィンがあるとは

毎日マフィンを食べていたら飽きるのでは……と思っていたが、バニラやバナナ、ミックスベリーの入った比較的ノーマルなものから、ツナやスパムが入っているしょっぱめのものまであり、今日は何にしようか迷うのも楽しかった。マフィンの解像度がすごく上がった。

1階にカフェがある生活

1階にカフェがある生活

ラウンジは一般利用もできるため、宿泊者だけでなくビジターと見られる人も多い。友人同士や家族連れで利用する人もいた。天気がいいと光が差込む。パソコンを開いて作業しながらコーヒーを飲む人も見られた。ちなみに夜はカフェ&バーとなっており、DJイベントが行われることも。

机はこんな感じ。使わない電話などは床に下ろした。

机はこんな感じ。使わない電話などは床に下ろした。

朝食を終えると、部屋に戻って業務を開始する。デスクと無料Wi-Fiがあるので普通に仕事はできるが、念のため個別でポケットWi-Fiを持っていくと安心だろう。仕事が一息つけば下のラウンジや、2階にあるレストラン「FUJISAWA TABLE」で昼食を摂ることができる(別途料金)。キッチンも完備しており自炊も可能だ。

共用キッチン

共用キッチン

レトロ商業施設「フジサワ名店ビル」がアツい

朝食を朝昼兼用にしていたが、小腹がすいたら近くのスーパーなどに行っていた。筆者は”知らない街のスーパーや市場”をチェックするのが好きなのだが(あと町中華と銭湯も)、駅前の「フジサワ名店ビル」がアツかった。

レトロな商業施設で、湘南ダイヤモンドビル・CDビルと行き来可能。八百屋、果物屋、肉屋、惣菜屋などが1フロアに集まっている。魚屋の「湘南魚つる」には地魚や三宅島で獲れた魚が並び「この価格は破格だよー」という声があがっていた。

精肉店にも人が並んでおり、”活気のある市場”といった感じだ。惣菜屋のヤマケイで62円のコロッケを買って帰った。どことなく懐かしさを感じる。ほかにも昼休憩を活用して藤沢駅前を散歩したが、こういった店からカルディやスタバ、書店、画材屋などにすぐ行ける。非常に便利だ。

夕方の藤沢駅前

夕方の藤沢駅前

気分がパッとしないときはラウンジで仕事をしていた。1日1杯のコーヒーチケットが使え、テイクアウトも可能だ。ラウンジで飲むとマグカップだとなみなみに注いでくれるのが嬉しい。

気分転換にカフェ利用

気分転換にカフェ利用

夜は大体外に食べに行っていた。湘南在住の同僚に勧められた”オススメ町中華”にも足を運んだ。「大船の『石狩亭』でぜひ豚汁麺を」といわれたので隣の駅まで足を伸ばした。

大船駅の石狩亭「豚汁麺」

大船駅の石狩亭「豚汁麺」

豚汁麺は本当に豚汁のラーメンだった。豚肉や野菜で具沢山のスープに太麺が入っている。朝がオシャレなので、日本ナイズドされた町中華はめちゃくちゃ”実家”感がある。ちなみに藤沢駅近辺の町中華だと「大新」がおすすめだ。

大新の「天津麺」。リピートしたくなる町中華。

大新の「天津麺」。リピートしたくなる町中華。

品川まで通勤快速で2駅 「移住したいけどたまに出社する」人にぴったり?

有給を取って鎌倉観光もしてみた。藤沢は江ノ島電鉄の始発駅で、江ノ島・鎌倉にも好アクセスだ。いつも鎌倉観光をするときは休日で人が多かったが、平日は混雑もなくゆったり回れる。

江ノ電に乗って海へ

江ノ電に乗って海へ

1週間の移住体験&ワーケーション体験は、見知らぬ街でいつも通りの仕事をするという感覚が新鮮だった。ワーケーションという点では、改めて普段の仕事環境の再現性が重要だと感じた。例えば椅子や机の高さであったり、アレクサの有無であったり。特にリモートワーカーにとってネット環境は非常に大切だ。やはり無線・ポケットWi-Fiより自宅の設備のほうがいい。

移住体験中にオフィスに出社したが、JR東海道線の通勤快速だと藤沢から品川まで2駅なのでスムーズに移動できた。湘南エリアは「移住したいけどたまに出社するんだよな」という人にもおすすめだ。

個人的に”住む街にあってほしいリスト”が「いい感じのスーパー」「いい感じの町中華」「いい感じの惣菜屋」「書店」「銭湯」なので、筆者としてはとてもいい街だ。ちょっと行けば海があるのもいい。湘南移住、アリでは。そう思った1週間だった。

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