事業戦略の見直しについては、「実施した」が34.8%で、「実施していない」(65.2%)を下回った。
事業戦略の見直しを実施したと回答した人に具体的な対策を聞くと、「新しい商品・サービスの開発」(41.4%)や「既存の商品・サービスの見直し、アップデート」(33.3%)が上位に挙がった。事業展開については前向きな姿勢の小・零細企業が多いようだ。
以降、「固定費の見直し」(29.9%)、「資金調達」(24.5%)、「在宅勤務やテレワークの活用拡大」(23.8%)、「取引先の見直し」(15.6%)と続いた。
2021年度の事業展開の方向性は、「現状を維持する」(61.4%)が最多。「拡大する」(14.5%)を含めて、事業継続の意思が強い傾向にあった。「縮小する」(8.8%)と「撤退する」(2.6%)は1割程度となった。