後ろ向きなトピ主とは裏腹に、コメント欄には行動力を称賛する声が相次いだ。
「次から次に新しい仕事が見つかるのもすごいよ」
「20社以上も応募するバイタリティも凄いし、20社以上も受かってるのも凄い」
20社以上に勤めたということは、それだけの会社を受けているということだ。来社したり履歴書を書いたりなど、何十社の選考に進むために努力してきたのだから、これらの経験は“実績”と評価されても良いのではないだろうか。
加えて、すぐに辞めているにもかかわらず、20社以上から内定を勝ち取っており、トピ主は相当優秀なビジネスパーソンにも思える。
「続かなくても働いてるだけ偉い。友達や姉は辞めたら人間関係嫌だからと働く気なくしてた」
すぐに辞めてしまう自分に嫌気がさしているが、それでも働くことに意欲を見せる姿勢はたくましい。歯車がかみ合っていなかっただけで、尊敬できる上司に出会い、自分がやりがいを感じられる職場にさえ出会えれば、発揮できる素質は十分ではないだろうか。
転職して最初の半年は「まだ仕事を覚える段階」
一方で「やめ癖が確実についてるよ。次転職したところは絶対になにがなんでも一年は続ける!」と長く働くことを提案する声もみられる。
「毎日同じことの繰り返しっていうけど、最初の半年なんてまだ仕事覚える段階だしルーティンになる手前の段階じゃない?」
就職してすぐは簡単な雑務ばかりを振られ、通常はある程度慣れてきてから仕事がマンネリ化するもの。一方、やりがいのある業務を任される前に辞めている可能性もあり、どの職場でも“新人”の枠を抜け出せていないだけに「面白い」と感じる仕事に出会えていないのかもしれない。
「長く働けた方がイメージはいいけど、8年間も出来なかったことが突然できるとは思えないな…26歳なら結婚してパート主婦目指す方が現実的かも」
また、トピ主に対して「もう定職に就くことは難しい」と厳しい指摘をする人もいた。仕事が続かないことを“個性”と割り切り、定職に就くことを前提としない生き方を模索するにも一つの選択だろう。