入社2日目にバックレた30代女性「初日から”意識高すぎ”と謎の指摘をされ、涙が止まらなくなりました」 | キャリコネニュース
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入社2日目にバックレた30代女性「初日から”意識高すぎ”と謎の指摘をされ、涙が止まらなくなりました」

バックレ経験談

バックレ経験談

いまだに「どんな職場でも3年間は続けるべき」という風潮が残っているが、それでも入社してすぐに見切りをつけ、中には”バックレ”をする人もいる。東京都の40代女性はバックレに遭遇したことがある。

「企業に研修のための講師を派遣している会社なのですが、当日の朝、講師が来なかったことがあります。電話をかけてもでない。数日後、会社のドアの外に使用予定だった教材類が置かれていました」

“バックレ講師”は今後研修に呼ばれることはなさそうだが、その後どうなったのだろう。東京都の30代女性は、入社した職場を2日で退職したことがあると明かす。

「このままだと精神を壊してしまうと身の危険を感じました」

その会社には、経験者枠かつ役職就任前提で採用された。前任者の女性上司に引き継ぎをしてもらったが「初日から事前の説明や研修も行わず、実務詰め込み方式で業務を教えてくる人でした」と説明する。

女性はこの方針を「今後のポジションも踏まえて即戦力を求められているのだろう。一日も早く力を発揮できるようにならなければ」と前向きに捉え、教わった通りに業務を進めていった。しかし、

「上司から『仕事を覚えてないのに自分でやろうって意識が高すぎ』と謎の指摘が入りました。出しゃばりすぎたかな……と一歩下がって彼女の業務の進め方を見てメモを取っていたら、今度は『ボーッと見てるだけならできることやって!』と注意を受けました」

なにかタスクが振られたり、週単位、月単位の目標を提示されたりするのかと思いきや、まったく無く、「積極的に動いても受け身になっても上司の当たりがきつく、今後どうやって頑張っていけば良いのかわからなくなりました」と綴る。

「入社初日から一人になると訳もなく涙が止まらなくなりました。2日目も上司の対応は変わらず、このままだと精神を壊してしまうと身の危険を感じ、翌日に所属長へ退職の意思を伝えるつもりでいました」

「2日間で精神的に追い詰められてしまうような環境から自分の身を守った」

しかし朝を迎えると「もうあの職場の人たちと会いたくない。話もしたくない」と思ってしまった。

「結局、電話連絡さえできずに無断欠勤しました。何度も会社から着信がありましたが、無視してそのままフェードアウトしました。社会人経験が10年以上あるのにバックレ、しかも2日で辞めてしまうなんて人生で初めてで、こんな自分自身にショックを受けました」

社会人としてあるまじき行動をしてしまった、と自分を責めたという。ただ、現在は当時の状況を振り返り、「逆をいえば、たった2日間で精神的に追い詰められてしまうような環境から自分の身を守ったといえるのかもしれません。正解だったのかなとも思います」とコメントしている。

バックレても次の働き先は見つかったようで、現在は別の職場で働いている。勤め先には退職の意向を伝えるに越したことはないが、自身が”身を守れた”と思えるほどの環境ならバックレも致し方なかったのかもしれない。

※キャリコネニュースでは引き続き「仕事バックレエピソード」自分の性別がマイナスになっていると感じたことなどのアンケートを募集しています。

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