女性は以前勤めていたソフトウェア企業について綴る。業界未経験であったため、面接時にその旨を伝えた。しかし入社後、あろうことか「本を1冊なげられて放置されました」。それにとどまらず、研修もないまま半年間も放置状態で、ようやく社長と話す機会が訪れたものの「うちでは面倒を見きれない」と言われてしまう。
「現場リーダー(GL)も同席していましたが、そもそもこの人は私が作成したコードを見たことすらない。社長もGLも普段は別の場所で働いているため当然、私の働きぶりすら知らない。なのになぜか唐突に給料を2万2000円も下げられた」
女性は突然の減給に困惑しながらも、自分なりに理由を模索した。その時期は緊急事態宣言に伴い、リモートワークをしていたことから「交通費の分が減らさられたのかな」と思った。しかし、手渡された給与明細を確認すると、やはり減給だったという。
「社長に理由を聞いたが『能力が低いから』と言われた。納得がいかず労連の弁護士に相談したら『能力不足を理由にした減給は違法である可能性が高い』と。結局は辞めるまで減給が続いたものの、労基の回答は『相談者である貴方の実名を出さないと無理』とのこと」
女性は「あんな社長に通報したことがバレたら、何されるか分からないから」と行動には出せなかったようだ。
主要部署のトップ2人が突然退職したと思ったら……
40代女性(技術職)は、現在の職場で「退職」の2文字がよぎる理由について「最近、仕事をフォローするのが当たり前の環境になってきたことですね」と説明する。よかれと思ってサポートしているのに、逆に「私がミスをするとめちゃくちゃ責められます」というからやるせない。
「ちなみに責めてくる人は、上司のお気に入り。そもそも私の仕事外のことをしているのに、陰口を叩かれます。まったく話になりません」
20代男性(管理・事務職)は、中国系外資で働いていた時を振り返る。元職場には、売り上げを支える2つの主要部署があった。ところがある日、主要部署のトップ2人が突然の退職。それも同時期だったという。
「その後、別の中国企業がやってきました。半グレまがいのコンサルで、残ったメンバーに人格批判や暴言など、壮絶なパワハラ行為を働いていました。結局のところ私を含め残ったメンバーは、自主退職に追い込まれ、会社も倒産しました」
意図しない不本意な退職ではあるが、男性は「元々、売り上げも赤字だったようで、会社を精算する意味もあったみたいです」と綴る。
※キャリコネニュースでは引き続き「会社辞めよう」と思った瞬間のほか「電話対応が苦手な人、苦手だった人」や【緊急アンケート】「努力は必ず報われる」?などのアンケートを募集しています。