ジェンダーキャップが理由での転職は「考えたことない」(73.5%)が多数派だが、4人に1人が「ある」(26.5%)と回答している。
「女性であること」を理由に職場で経験したことを聞くと、「お茶出し、掃除などを任される」(38.2%)が最多。次いで「給料が低い」(36.5%)、「給料が上がりにくい」(35.9%)、「補助的な仕事を任される」(34.3%)、「昇進・昇格スピードが遅い」(32.7%)と続いた。
女性であるために職場で「不利」だと感じている人は55.7%。「影響しない」は25.6%、「有利」は18.6%となった。
職場のジェンダーギャップ解消のために必要なことは「社長(経営層)の意識が変わる」(59.6%)が最も多かった。他には「ジェンダー平等の提案、発言ができる環境が整う」(45.2%)、「女性を積極的に重要ポジションに登用する」(41.9%)、「ジェンダー平等に関する研修・人材育成が行われる」(41.5%)などが挙げられた。