失敗は誰にでもある。ただ、職場で会社に大きな損害をもたらすような失敗は、誰だってしたくないだろう。キャリコネニュースのアンケートに寄せられた、仕事で「やらかして」しまった人たちの体験談を紹介する。(文:草茅葉菜)
※キャリコネニュースでは「仕事でやらかしたこと」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/1PB1ZENZ
無駄なひと文字を入れたまま、発注してしまった男性
営業職の20代男性は、新卒入社2年目でとんでもないミスを犯してしまった。
「パンフレットをクライアントさんから依頼され、作ることになりました。A4サイズで6ページ分のいわゆる観音開きの仕様です。その中の一部の文章を本来「SHO」でいいのに「SHOU」と無駄な「U」を入れたもので、指示を出してしまいました……」
余分な文字を入れたままパンフレットを発注してしまったというのだ。
「当然、刷り直しになり、結果、20万部全てやり直しになりました……」
20万部となるととんでもない数だ。6ページのパンフレットなら、紙だけで120万枚分の損害を出してしまったことになる。せめて刷る前に気づけていれば……。
「新品のロボットを運ぼうとしていたら、バランスが崩れて……」
技術職(電気・電子・機械系)の40代男性もかなりの「やらかし」をしている。
「30代後半、納品されたばかりの搬送ロボット3台をフォークリフトで工場内に運ぼうと思ったら、バランスが崩れて転倒させてしまった。フレームが曲がってしまったため、一度も使わずに約2000万円が全損になった」
ロボット2000万円分もの損害を出してしまうとは……。男性はさぞ落ち込んだことだろう。