入社してすぐに違和感を覚える職場がある。入ったことを後悔し、数日で退職を決意する人も。今回はキャリコネニュースに寄せられた投稿の中から、仕事を即行で辞めた読者の体験談を紹介する。(文:コティマム)
※キャリコネニュースでは引き続きアンケート「仕事を即行でやめた人」を実施しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/HF78WM9H
休日の質問に誰も答えられず「本社に聞いてくれ」
警備の仕事をわずか2日で退職したという千葉県の60代男性は、「労働契約書がなく、就業規則を見せてもらったら平成20年(2008年)に作成したものがありました」と説明を始めた。
「『内勤社員は土日休み』と記載がありましたが、実際は隔週で土曜日に出勤してほしいとのこと。『隔週に出勤した分は振替休日があるのか?』と聞いても、営業所では誰も回答できず、本社に聞いてくれとのこと」
男性が、本社の総務担当に振替休日について質問すると、事態は思わぬ方向に転がった。
「(総務も)すぐに回答できなくて3時間弱たった頃、ようやく『振替休日にしてほしい』との回答。翌日、所長代理に応接室に呼ばれ、『あなたは当社に向いてない』とのことで、2日目で退職しました」
当たり前の権利として休日に関する質問をしただけの男性だが、会社からは「向いてない」と判断されてしまった。男性は「コンプライアンス無視の会社だったので、辞めて満足です」と綴っている。