長崎県で建築・土木の技術職として働く20代男性(年収200万円)は、以前勤めていた会社がブラック企業だったという。
「求人票には『初任給手取り17万円、勤務時間は8時~17時まで』となっていて、自分の住んでいる地方では1番大きな会社だった」
ことから就職した。しかしいざ入社してみると、現実は大きく異なるものだった。
「実際は初任給は手取りで11万円、勤務時間は6時~22時までで、休日の日曜日も出勤だった。毎月20日に会社に出勤表を提出するのだが次の日電話が来て、『日曜日に出勤してるけど休んだ事にするから』と言われ、休日出勤は無かった事に。しかも勤務時間も改ざんされ8時~17時までにされ、代休も有給もまともに取れない」
長時間労働に加え、勤務時間の改ざん。その上給料も安い。働き方改革とはかけ離れた会社だ。
「現場では1日中働いていたのに、先輩からは『お前は働いてない、もっと働け!』と言われる毎日でした」
ブラック企業には見切りをつけて、長居する必要はないだろう。