年収1000万円でも「家事育児でしか評価されません」という女性 | キャリコネニュース - Page 2
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年収1000万円でも「家事育児でしか評価されません」という女性

「女性=結婚、家庭に入る」という考え方に複雑な思いを感じている女性たちから投稿が寄せられた。

「新入社員研修の時、社長から女性社員の結婚率の高さを自慢され、『結婚することは幸せになれる』という持論を押し付けられたこと。何がとはわからないが、なんとなく女性社員を見下してるように感じた」(岐阜県/10代後半/女性/事務・管理/正社員/年収250万円)

会社関係の相手からではなく、身近な人の言葉に違和感を覚えた人も。

「親戚の集まりで、『女の子も産まないと歳をとった時に身の回りの世話をしてくれる人がいなくて困る』と義母が話しているのを聞いて、自分もその要員として期待されているのだと思い気が重くなった」(愛知県/40代前半/女性/事務・管理/正社員/年収450万円)

「常勤で仕事をして20年経ってますが、夫は私を褒めてるつもりで義両親に『結構料理が上手なんだよ』と言ってるのを聞いた時に、『そこ?』と脱力しました。家事育児でしか評価されません」(東京都/50代前半/女性/専門職/正社員/年収1000万円)

女性は年収1000万円を稼ぐほど働いているが、夫にとっての評価は家事育児のようだ。「女性の幸せ=結婚」「女の子=身の回りの世話をしてくれる」「良い妻=料理が上手」といった無意識の考え方は、ふとした会話の中で感じることが多いようだ。

「女性である以上何をどうしても褒められることがない」

神奈川県の40代女性は専業主婦。「やはり『女は子どもの世話も家事も完璧にできて当たり前』と思われてしまう」と綴っている。

「仕事をしたとしても、子どものことや家事の不手際でなんだかんだ言われてしまうし、専業主婦ならなおさら『すべて完璧にやって当たり前』と言われてしまう。子どもがいなければなんだかんだ言われるし、1人ならもっと産め、2人でも同性なので異性もいれて3人産めとケチがつく。女性である以上何をどうしても褒められることがない」

「一方男は仕事さえしていれば、育児や家事を少し手伝うだけで絶賛され、『疲れている』といえば『仕事してるから仕方ないよね~』という風潮になることが疑問すぎる」

家事や子育ては、苦手な女性もいれば得意な男性もいるだろう。性別関係なく、それぞれの得意な分野を認める環境作りが必要かもしれない。

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