大阪府の50代男性(素材・化学・医療品技術職/年収100万円未満)は、長年勤めた会社のブラックぶりを振り返る。
「21年勤めていたが、有給休暇は使ったことがなく、サービス残業。深夜手当はつかなかった。上司の言葉遣いの悪さ、長時間労働はあたりまえだった。上司に『人を募集してくれと』頼んだら怒られた」
大手運送会社で働く奈良県の50代男性(年収400万円)は、会社について「残業不払い、改ざんが多いです」と語る。
「残業時間をオーバーしたらすべて休憩時間にするやり方です。このやり方ですと青天井で残業させられます。過労死したドライバーもいますし、朦朧(もうろう)運転による事故も非常に多いです。闇があるように感じます」
給料未払いだが「泣き寝入りしている状況」
滋賀県の30代女性(素材・化学・医療品技術職/年収100万円未満)は、会社の給料未払いに悩んでいる。
「今現在2か月分の給料が支払われておらず、もう少しで3か月分になるところです。給料の話を持ち出すと店長は機嫌を悪くし、これからのシフトにも影響するので、みんななかなか言い出せず、オーナーとも接点がなく話すらできません」
給料の未払いは生活に直結することなので、本来なら強く主張したいところだ。しかし女性は、「今までも遅れながらもパート代がちょくちょく入る状況なので、最終は貰えると思っており、パート、バイトともに仲が良く辞めたくないという思いから行動に移せず、泣き寝入りしてる状況です」と胸の内を綴っている。