男性は、「期限時間の1時間前に入札金額が決まり、 電子入札しようとしました」と振り返る。ところが、
「サーバー環境が悪く、なかなか接続されず、タイムアウトを繰り返す。焦る焦る。時間が刻一刻と過ぎていく。そして。ついに金額を入れられず入札不参加扱い」
会社が受注のチャンスを失ったのだから、さぞかし悔しかっただろう。そのうえ、
「役所から電話がかかってきて事情説明。辞退届を作成してその日中に提出するように要請されました。 決裁をとり往復1時間のロス」
というから失意のほどがうかがえる。だが、話はこれで終わらない。男性は最後に、
「後日、参加会社全社辞退扱いで入札不調に終わったことがわかりました」
と呆れた結末を書いていた。