女性は地域で有名なお弁当屋で働き始めた。「力仕事で毎回大変でしたが、新人だし仕方ないと思い、毎回頑張っていました」と当時を振り返る。しかし働き始めて1か月経つ頃から、「忙しくなる時間の時のみ、普段教わっていない作業を手伝うように」なったという。
女性は週3日の短時間勤務。そのためその「教わっていない作業」について学べる時間がなかった。しかし「毎回忙しくなる時間のみ、助っ人で呼ばれた」という。
「ペースがベテランさんより遅いからと怒鳴られ、『何もするな』と言われ、それなのに『洗い物』『お肉足りていない』『お惣菜まだ?』『お米まだ?』『米研ぎまだ?』と、すべて連打で言われ悲しくなりました」
そんな状態の中で女性は、「誰も助けてくれず、もう耐えられなくなり、その場で死にたくなるくらい悲しくなりました」と落ち込んだ。
「家族が『辞めていいんだよ!』って守ってくれました」
女性は2か月で退職を決意。当時の心境を「自分はそこにいたら、もう死んでしまっていたと思います」と振り返る。
「眠れず体も痛くボロボロ。胃も背中も、脚も腕もガクガク。家族が『辞めていいんだよ!』って守ってくれました。今はよく眠れて体の不調もなくなりました」
退職したことで健康な心と体を取り戻した女性。勤務していた2か月について、「時間を返して欲しいです。時間の部分が後悔です」と綴っている。