しかし、うまく行ったと胸を張る人ばかりではない。鹿児島県で暮らす30代前半の女性(農林水産/正社員/年収300万円)は
「『イジメとかにあっても大丈夫ですか?』と聞かれました。『大丈夫です』と答えるしかなく、そう答えました」
と明かした。社内いじめを無くすことより耐えられる人を採るつもりなのが気掛かりだ。
神奈川県に住むクリエイティブ職(メディア・アパレル・デザイン)の女性(30代後半/年収300万円)は、数年前に受けたアパレルの会社の面接で「何でそんな事を聞くのだろう?という質問ばかり」されたと振り返る。
「私は専門学校卒なのですが、履歴書を見て『何で大学に行かなかったの?』と聞かれたり『普段遊べる友達は何人いる?その友達はどんな職業に就いている?』というプライベートに関する質問もあり、志望動機やこれまでやって来た仕事についての質問等は全くありませんでした」
面接官は会社の代表で1対1だったという。「ちなみに面接の結果については1週間後に連絡すると言われましたが来ていません」と女性は不満げに綴っていた。