40代女性(宮城県/医療/年収100万円未満)は、長年医療事務の仕事をした経験があり、歯科受付にパートで働き始めた後もすんなり仕事を覚えられた。ところが
「それをひがんだ受付スタッフがポジションを取られたくないからとミスばかり指摘。院長にもミスなど報告して毎日怒られていた」
職場の同僚に恵まれなった女性。パートと社員では格差があからさまだったようで「着替えも更衣室兼休憩室は社員のみ家から制服を着て通勤」していたが、「パート全員が休憩室に一歩でも足を入れているのを見られると睨まれる」という環境だった。おまけに
「スタッフのみんなの前で『このミス誰?』『こんなミスするのって誰かわかるけど』とか、バカにするような言い方をされた。責任転嫁で何もかも私のせいにされて精神的におかしくなる前に辞めて正解だった」
と振り返っている。女性は一連の出来事をすべて院長に話して2週間で退職。院長は「解雇できないのでそのまま黙っている」とのことだった。それを受けて女性は「変わろう、変えようなんてさらさらないのだと思った」と見切りをつけた瞬間の心境を明かした。
「全員がグルになり、無理矢理辞表を書かされた」
千葉県の60代女性(その他/年収250万円)は、新築マンションの清掃員として入社。十数年の経験があり、「そのため、周りからやっかみを受けた」と女性は訴える。
「全員がグルになり、上司2人に事実と違うことを言われ無理矢理辞表を書かされた。その中の一人が同じ会社の違う場所で勤務している旦那さんがいて、上司とは昔から仲がいい存在で、その旦那が自分の奥さんの作り話を信じ、追い出された」
女性は2か月で退職に追い込まれた。「長時間勤務でそれなりの給料はあったので、とても残念」と落胆している。退職について不満がある女性は「基準局に訴えて謝罪を求めるつもりでいる」とも綴っていた。