その男性は、「前の職場では交通費等の経費精算の申請書には裏紙を使うというルールがありました」と語る。
男性は「新人の頃」、このルールを知らず「新品の用紙」に申請書を印刷したという。「上長の回覧も済ませて提出」していたが、
「総務から突っ返された」
と苦い思い出を振り返った。最後には、
「ちなみにその用紙の裏面に適当な書類を印刷して再提出したら普通に受理されました」
と呆れた様子で付け加えている。ルールを守ろうとするあまり、かえって無駄なコストが発生する事態になっている。ルールというより運用がおかしいというべきか。