特に女性が「腹立たしく思った」のは、年末ある金曜日に開催された「忘年会の帰り」での出来事だ。女性はお酒を飲まず素面だったためか、酔っぱらった上司をタクシーで送らなければいけなくなったという。
「日付を超えた時間で終電もとっくになくなっていたため、私の家とは反対方向にもかかわらず、その人の家の近くまで送る羽目になりました……タクシーの割増運賃を払うのも惜しかったのかな、とも思ったり…(苦笑)」
「心配した私の両親はLINEや電話をしてきて、帰宅すると家の外に出て私の帰りを待っていました」
両親に心配をかけながら、深夜に上司を送り届けた女性。しかし、上司は気にするそぶりもなかったようだ。
「週明けの月曜日に出勤しても労いの言葉も何もなく、怒りを通り越して幻滅しました。この会社には『下の者はこき使い倒したらよい』とのルールでもあるのか、と」
意見すると「『そんな事を言うのか』と脅しともとれるような言い方」
さらに仕事面でも理不尽な目に遭ったという。業務の変更で配属当初とは違う新しい業務を担当することになったが、「教えてもらった通りにやっていたつもりですが、『業務の手順が違う』と何度も難癖をつけられた」と女性は憤る。
「私が『前任者の方に教えてもらったり、マニュアルを見ながら行っていました』との旨を伝えたにもかかわらず、『そんな事を言うのか』と脅しともとれるような言い方をされ、ますます人間不信や、食欲不振など精神的にもおかしくなりそうでした」
女性はすでに退職しているが、「今でも時々当時のことを思い出すことがあり、正直しんどいです」と綴っている。