三重県の30代女性(その他)は、とんかつ専門の飲食店でのエピソードをこう語る。
「夏場でお客様が先に生ビールを注文されたので、他の人の了解を得て出そうとしたらお局らしき人に流しに捨てられた。店長に相談したら『客より職場の人間関係を優先して』と言われた」
この職場では「飲み物を先に出してはいけない」というルールがあったようだ。しかし、「夏場に肉体労働されているお客様がビールを先に注文するのは当たり前だし、そもそも教えてもらってない」と女性は振り返る。それ以上に
「ひったくるようにして捨てる人と働けないと思い、1日分の給料はいらないと言って辞めた」
と、勤務初日で退職した経緯を綴った。
エアコンがない職場で「今までで一番ひどい熱中症に」
「ペットの火葬場」の仕事を1日で退職したという50代女性(静岡県/事務・管理)は、夏の暑い時期に入社したが
「なんとエアコンがなかった。火葬の部屋はとてつもない高温になるのに、それから逃げる場所すらない」
という劣悪な環境だった。
「事務所は2台の扇風機がフル稼働だけど、汗が止まらない。仕事が終わるころには頭がぼーっとしてきて、帰りの車では頭痛がひどくなるばかり。帰宅後すぐに寝たかったけど、汗だくで気持ち悪いのでとにかくシャワーを浴びたけど、その後割れそうな頭痛、嘔吐で今までで一番ひどい熱中症に」
勤務初日に重度の熱中症にかかった女性。「なかなか仕事が決まらず、動物と過ごせるならと思って決めたけど、ありえない環境だった」といい、1日で職場を去った。その後は正社員の仕事が決まったとのことだ。