岡山県の50代女性は、近畿大学卒。学歴について「不要」と回答している。
「職種にもよると思います。7度の転職をしていますが、事務作業が苦手なので、ずっと営業をしています。営業では頭でっかちな人より、柔軟な思考の持ち主の方が必要だと思います」
女性は転職の際、「常に次の職場が決まっていました」と言い、仕事が見つからない苦労はなかったようだ。
「営業は比較的転職しやすい業種だと思います。営業で必要なものは数字です。今の職場に就職する時は、『数字さえ出してくれたら24時間365日サボってもいいよ』と言われ、新規企業の立ち上げを任されました。企業理念もなく、『好きに考えて』と言われ驚きましたが、お金の心配をしなくていい経営者だと思う事にしました」
女性は新規事業を任され、数字を出すために「最初の半年は睡眠時間3時間、土日祝日も働いた」という。その結果、「初年度300万円の年収から、6年後の現在は1000万円。今年の年収は1400万円位」を達成。「根性と柔軟な思考力があれば、営業職では学歴は不問だと思います」とした上で
「ちなみに同じ職場には国立大学院卒の人もいますが、私の方が収入は高いです」
と学歴よりも実力がものを言うことを印象付けた。