「家には洗濯と寝に帰るだけです。休みは月3回でした」1日12時間以上働く雇われ店長 | キャリコネニュース
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「家には洗濯と寝に帰るだけです。休みは月3回でした」1日12時間以上働く雇われ店長

画像はイメージ

日本の法定労働時間は原則として1日8時間だが、12時間以上の長時間労働で疲弊している人は少なくない。キャリコネニュースで「1日12時間以上働いている人」をテーマに経験談を募ったところ、

「飲食業なので1人当たりの作業量がもともと多く、店舗にいるスタッフの作業レベルが平均的に低いため、個人的な負担が大きい」(静岡県/男性40代前半/サービス・販売・外食/年収350万円)

など、飲食業界で働く人たちからの切実な声が寄せられた。(文:okei)

キャリコネニュースでは「1日12時間以上働いている人」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/E5TPYCTW

人手不足でも「店長として未熟だから応募が来ない」と責められ……

東京都に住む50代前半の女性(サービス・販売・外食/年収300万円)は、こう明かす。

「飲食で雇われ店長やってます。社員は自分だけです。8時から21時30分までで休憩1時間、12時間以上の労働が当たり前です」

女性が取り仕切る店舗には「パートやバイトがいることはいます」とはいうものの、

「(シフトは)自分の入りたい時だけでお店が回ろうがどうなろうが関係ないです。コロナも増えて突然入れないとか日時茶飯事で穴埋めも自分です」

と人手不足を補うのに一人で悪戦苦闘している様子だ。パートやアルバイトたちの姿勢を責めることはできないが、店長一人の負担は生半可なものではないだろう。女性は会社に「何とかしてほしい」と改善をお願いしているというが、

「店舗の問題、店長として未熟だから応募が来ない、スタッフが協力的でないと責められます」

と改善するどころか逆に責任を追及されてしまうありさまだ。女性は諦め顔でこう綴っている。

「先月は3回しか休みがありませんでした。もっと休めと会社側。家には洗濯と寝に帰るだけです」

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