東京都の60代男性は、旧帝大のひとつである北海道大学の大院卒。研究所での勤務などを経て、現在はITエンジニアの個人事業主として年収1800万円を稼いでいる。
男性は学歴が就職に有利になるかについては、「もちろん会社によって事情は違うと思います」としつつ、「私のいた大手会社の研究所だと、入社時にかなりの基礎学力がないと付いていけません」と明かす。その経験を踏まえ、こんな風に意見していた。
「旧帝大、東工大、早慶より下だと厳しい感じでしたね。修士課程修了もほぼほぼ必須です。という感覚からすると、学歴フィルター云々言う前にしっかり勉強すべきだと思います」
同じく、旧帝大である九州大学大学院を卒業したのは長崎県の40代男性。メーカー系(電気・電子・機械系)の正社員で年収1200万円を稼いでいる。男性は「学歴に応じて職種・職位・給与の平均や上限が変わるのは半世紀も前から変わらぬ事実」と断言し、
「ある意味、そのルールの中で努力したものが成果を勝ち取れるならば、それが公平というものだ」
と持論を綴った。