身内はどんどん給料アップするのに従業員は減額 家族経営のブラック企業 | キャリコネニュース - Page 2
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身内はどんどん給料アップするのに従業員は減額 家族経営のブラック企業

女性が現在が勤める「家族経営の会社」は、身内と従業員の待遇差が激しいようだ。女性は自分も含めた従業員のことを「雇われ」と表現し、ブラックぶりをこう綴っている。

「雇われが有給休暇申請すると嫌みのオンパレード。身内は休暇使い果たしても何も言われないどころか、欠勤控除(編注:働かなかった日数分の賃金を引かれること)されない。仕事中に私用で出かけるのも自由。通院したり銀行に行ったりなどなど」

さらに、「経営難だから」と従業員を解雇したり給料の減額や賞与カットをしたりするが、「身内はどんどん給料(役員報酬)アップしていく」と給与面でも不満をもらす。

「雇われは10年以上基本給アップしていない。手取り10~20万円前半ばかり。同族3人の報酬が雇われ12人の給料額と同額以上」

「身内の嫁は産休・育休取得できるが、雇われは退職」

また経営親族のいわゆる「身内」には、さまざまな優遇があるという。

「昼食代、駐車場代、私有車の燃料、ETCすべて会社持ち。社用車も(身内が)通勤で使用している」

そのため、「身内」の一人が休んだ日は社用車がないことも。従業員はやむなく外回りに自家用車を使うが、「燃料費は出ない」という。また

「身内の嫁は産休・育休取得できるが、雇われは退職。従業員は指定作業服代を給料天引きだが、息子たちは無料」

とさまざまな面で身内と従業員の間に待遇差があるブラックぶりだ。残業代も「30分刻み」でしかつなかいという。女性は、「何度懇願しても縮まらない上に、事前申請してない残業は残業代が認められない。身内は申請不要で残業OK」とあまりの差に憤りをあらわにしていた。

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