「TVにもCMを出しているような大手のSIer(システムインテグレーター)」の面接に臨んだときのこと。SIerは他社のシステム構築を請け負う事業だ。
そこは「女性活躍という面もアピールしていた会社だった」という。しかし、面接で「産休育休の取得率」について聞くと、担当者の口からはこんな言葉が返ってきた。
「取ることはできますけど復帰する場所が基本ないです。客先常駐なので時短で戻るとか受け入れてもらえる現場がどのくらいあるかを考えて貰えばわかると思います」
「あなたの配属予定のチームでは産休後復帰した女性はゼロです」
これに女性は「普通の顔で答えられ即辞退しました」と失望を綴った。女性活躍と言っても「その職業に就ける」という程度だったのだろう。女性は
「もう6年くらい前の話なので、今は変わっているといいのですが」
と、ささやかな望みを綴っていた。
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