「転職回数を指して『あなたの逃げグセはどうしたら治りますかね』という内容の説教をひたすら受けたことがあります」
結果は「当然不合格」だったと言い、「転職回数は書面を提出した時点でわかっているのだから、それがネックになるなら、最初から面接に呼ばないで欲しかった」と怒りを込めて振り返った。
長野県に住む60代前半の男性(エンジニア、機械・電気・電子・半導体・制御/派遣社員/年収400万円)が披露してくれたのは、6人ほどの面接官に「囲まれた」ときの体験談だ。面接官の中には、同企業の社長や部長もいたものの、同席した会長の「1人舞台」だったという。誰にも話をさせず、
「履歴書を見ながら、またこちらの意見も聞かずに推測で説教でした。『何で大手企業を辞めたのか?今の年齢なら課長にはなっていただろうに?』とか、とにかくこちらの半生を勝手に想像して、それも全部自身の考えが甘いとか……そんな感じで雇う気も無いような面接でした」
と男性は苦い思い出を述懐する。そして、「独裁者がいて、会社の体質もこんなものか」と感じ、辞退を申し出たようだ。
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