その上司はかなり自分勝手な働き方ができる立場のようだ。一方、部下の働き方にはこんな風に圧をかけている。
「有給は必ず上司へ理由を言わないと取らせてもらえません。言わないとわざわざ聞いてきます。病院の受診のためと言っても、何科なのか、何時からなのか、職員みんなの前で確認されます。もちろん緊急で追加検査が必要になり次の日も休暇をお願いしたら、だめと断られました。仕事は全く暇な日でしたけども」
仕事に支障がないにも関わらず、受診のためでも休みを認めない、同僚の前で個人情報を晒されるなどひどい話だ。また「まだタイムカードがない頃」は、もっとひどかったことを振り返る。
「上司は休暇申請もなしに勝手に早退したり、遅刻してきたりしていました。もちろん部下の私は何も知らされず、いつ来ているかも不明状態」
「休暇申請状態を事務に確認してももちろん申請なしなので、有給を上司は取っていないことになっていました」
事務へは上司が「休暇が取れない、忙しい」と自分で言っていたというから、卑怯にも程がある。ただ、いまも上司は自由気ままに職場を不在にするようだ。
「いつ来ているのか不明なので、休暇を取る日は教えてほしいと上司に希望を伝えましたが、『お前に知らせる必要はない、お前は知らなくていい』と言われています」
「上司あての連絡が来ることがあるので勤務しているのかどうかわからないのは非常に困っています」
上司は自分のやり方を変える気はないらしい。女性の不満は募る一方のようで
「昼休みも自由には取らせてもらえず、休憩場所も指定されています。上司は好き勝手な場所や時間で休憩してます。そもそも上司は日常業務をやらず寝てるかネットを見ているかなので、毎日休暇のようなものですが」
と怒り心頭の様子で綴った。