男性の部署は6人で、店長と本社にいるスーパーバイザーが上司にあたる。ところが
「その店長が要領が悪く、不器用で仕事ができない」
と不満を明かす。店長はその店舗での職歴が短く、勤続年数が長い男性の方がベテランだという。
「私は責任感を持って働いているのに、店長はミスばかり。それでも店長の方が給料は高く、来年は昇給予定。コロナの影響で会社自体、部署異動が上手くできず、腰を据えているだけの店長です」
と不公平な状況に憤りをあらわにしている。そんな店長と、助けてくれないスーパーバイザーに我慢できなくなり、さらに上の上司にあたる部長にメールで報告したという。ところが
「いつもの癖でスーパーバイザーと店長も宛先に入れてしまい、愚痴が本人の目に入ることに……」
愚痴を送信する相手を間違え、本人たちにも送ってしまった男性。これは相当な痛手だろう。しかし、事態は思わぬ方に好転する。
「その次の日、部長が話を聞いてくださり、スーパーバイザー、店長も現場の大変さを理解してくださり、今までより助けに来てくれるようになりました」
部長は男性の訴えを真摯に受け止めてくれたようだ。最後に男性は「店長は相変わらずですが…。しかし、人事はもっと現場を見てほしい!」と切実な思いを綴っていた。
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