社長がいるということは最終面接だったのかもしれないが、そんな大事な場面で
「最後、私がなにかとんちんなこと言ったか何かで、社長が笑っちゃってふきだしていました」
と失笑を買ってしまった。「あとから思うに、あれは一種の圧迫面接だったのかと…」と振り返り、こんな理由を挙げていた。
「割と規模の大きい医療レンズメーカーで、営業先がお医者さんが多く……まあ言ってしまえば上から目線で来られることが多いので、論理的な説明力等が求められるというようなことを前段階の面接や説明会で言っていました」
結局「その会社は落ちましたが、今でもあの時、正解はなんだったのか謎です」としつつ、こう綴る。
「しょっぱなで、『社長、お疲れですか!』と声をかければよかったのでしょうか……。コントみたいでした」
またその会社には他にも、1次か2次の面接でこんなことがあったという。
「50才くらいの女性面接官に、『あなた、髪に櫛くらい通してきなさいよ』と言われました。普通にちゃんとブロウしてきてやってますけど……」
「一本結びにしていましたが多少くせ毛がありましたのでそう見えたのだと思い、ストレートパーマかけて次の面接行ったら褒めてもらえました。笑」
褒められた面接のあと社長面接に臨んだのに、爆睡されたうえ笑われてしまったわけだが、合否にかかわらず今では良い思い出になっているようだ。
しかし、もちろん就活は色々な企業を受けているわけで話はこれだけではない。女性は次に、某大手IT企業のありえない対応も明かした。【後編へ続く】
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【後編はこちら】大手IT企業から「落ちたはずなのに内定通知のメールが来ました」 ある女性の就活衝撃エピソード