その会社は年功序列意識が強い会社だった。しかも社歴よりも年齢を重視するという変な風潮があった。
「田舎の古い会社だから先に入社した歳下先輩社員がタメ口で指導する事がなぜかみんなの笑いの種なんです」
と不満を漏らす。一体どういうことかと言えば、
「あいつ歳上とも知らずに新卒に先輩風吹かしている」
と嘲笑されるというのだ。女性は
「(それの)何が面白いのか私にはわかりませんでした」
と不満を綴った。表向きは勤続年数を重んじて「先輩扱い」になっているが、これでは納得いかない。女性は結局
「辞めてよかったです」
と既にこの職場を去ったことを明かした。
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