山形県に住む40代後半の男性(事務・管理/年収550万円)も、長時間働くあまり、家でのプライベートな時間がほとんどとれない。
「残業をさせてもらえず生活が立ちいかなくなり内緒で副業をしています」という男性。本業は8時から17時半までで、出社と帰宅の時間を含めると7時10分〜18時半くらいとなるそうだ。
そこから副業を20時から24時半までするという。日付を超える深夜までがんばって働いており、1日でトータルすると「13~14時間働いています」という過重労働ぶりだ。それだけ働くと、仕事以外の趣味に費やす時間はほとんど無くなるだろう。
「家にいる時間は晩飯食べるのと風呂と寝るのでつぶれてしまいます」
何のために働いているのか、分からなくなりそうである。それでも経済的には「トントンです」と明かす。
体が元気なうちはまだいいかもしれないが、男性は40代後半と決して若くない。こんな過酷な状況が続くと身体を壊してしまいそうだ。
暗くて長いトンネルを抜ける日は、いつか来るのだろうか……。
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