電話の客はまず「商品を送ってほしい」という。さらにおかしいのは、その客は予約した本人ではなかったことだ。
「交換券をネットか何かで購入されたようで、ご予約者様とは違う方からのお電話でした」
そこで男性は、「本人確認ができないと(商品を)お渡しできません」と伝え、個人宅への発送も行っていないと客に説明した。
人気ゲームの発売日で忙しい中、男性は早く電話を切りたかっただろうが、客はなかなか納得してくれなかった。
「相手側(電話の客)はヒートアップ…1時間もの間ご説明をしたのですが、ご理解頂けず、(中略)電話に掛かりっきりになってしまい、業務の妨げになってしまいました」
男性はやむなく休みの店長を呼び出し、対応してもらったそうだ。
ところが、話はこれで一件落着とはいかない。一連のできごとを受けて、「本社から『再教育するように』とお叱りを受けました」というのだ。
男性は、当時の状況を振り返り、「サービスの範疇を超えての業務はしなくても良いはずなのですが……」と嘆いた。いったいどう対応したらよかったのだろうか。考えても答えはなかなか出なさそうだ。
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