理不尽すぎる職場を3か月で辞めたという経験談が寄せられた。東京都の50代前半の男性(設備・交通・運輸/年収350万円)は、派遣先の自動車工場で受けたひどい仕打ちを綴っている。(文:林加奈)
男性によると、その「工場内は走るのは駄目」だという。とはいえ急がなければいけないときもあったようで
「早歩きで移動しても背が低いので歩幅が狭いため、身長差のある他の人よりも『移動が遅い』と怒鳴られ、小走りで行くと『場内は走っちゃ駄目』と怒鳴られ。挙句、『移動が遅い』と怒鳴ってくる先輩社員は、昼の休憩時間にウトウト寝てて、休憩が終わってすぐに(トイレに行くものの)トイレから20分も帰ってこない」
と、無茶苦茶な職場だった。
「あまりにも理不尽な言いがかりに、その場で退社を社員に伝え、即退社しました」
早歩きで「遅い」と怒られ、小走りすると「走るな」と怒鳴られた男性。他の派遣社員から聞いたところによると、そこの工場では先輩社員2人が新人をいびり倒して過去に何人も辞めていることがわかった。どうやら男性もそのターゲットにされてしまったらしい。
「最終的にあまりにも理不尽な言いがかりに、その場で退社を社員に伝え、即退社しました。なお、他社の派遣会社から後ほど詫びを入れに来ることにはなりましたが、社員ぐるみでいびってくる会社だったので辞めてよかったです!」
と、顛末を綴っている。
男性に退職後の心境を聞くと、「そこの会社へは二度と再就職はできないと言われましたが、現場が変わっても会社の体質は変わらないと思う」と男性は回答を締め括っている。男性から願って退職しているのに、なぜ再就職の話が出てきたのかわからないが、新人いじめが続いているうちは再就職を希望する人などいないのではないだろうか。
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