男性が事前に申請しても「難癖つけて却下」するくせに、「上司自身は好きに取る」というから理不尽だ。そこで男性は苦肉の策として、

「休みたい日は当日『病気で休み』と連絡するだけにしました」

と明かす。それでも上司から「難癖」をつけられたようだ。男性自身、

「欠員が出た時の穴埋めは上司自身がやっていたので、現場出たくないんだな」

と推測している。

「実際、普段上司は現場作業しないので、生産実績がベテランより低くなり部内の会議で怒られてたみたいです」

男性が有休を取れば上司は現場に行かなければならず、そこで「怒られる」ことを嫌がったのだろうか。だとしても部下に有休を取らせない理由にはならないだろう。

そんな男性は、よく開催されていたという、その上司抜きの飲み会で「（上司は）現場を馬鹿にしている」などの悪口で盛り上がっていたそうだ。男性同様、他の社員たちも有休を取れないストレスを発散していたのだろうか。

その後、男性は転職したが、前職の悪しき習慣が染み付いてしまったようで、

「有休は基本取らないものみたいな価値観が身についてしまい、転職した先で『取得しろ』と怒られました」

健康的な働き方に慣れてもらいたいものだ。