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ブラック企業を渡り歩く男性 先々で訴訟に発展し、賠償額がかなりの額に

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家族にも打ち明けられない黒歴史を持っているだろうか。一口に黒歴史と言っても種類は様々だが、特にお金に関しては、人には打ち明けられない秘密を抱える人が多いのかもしれない。

愛知県に住む40代後半男性(技能工・設備・交通・運輸)は自身の収入源について「ごく親しい友人以外には家族も周りも誰も知らない」ことがあるという。(文:真鍋リイサ)

「ブラック企業を刈り取る鎌をもつ死神と呼ぶほどの経歴になってしまっている」

それは、

「ここ十数年、転職していっては先々で労働問題・パワハラ訴訟で無敗なせいで、給与としての収入よりも賠償金やら和解金やらの方が上回ってること」

だという。「かなり趣味性の高くて、収入に見合わないはずの愛車の維持費もそこから出ている」と書いていることからも、相当な金額なのだろう。家族も知らないというから驚きだ。

「親には『就労中にコツコツ貯めたもんだ』と言っているので、まさかそんな金だとは思ってもいない」

しかし一体、転職先でことごとく訴訟になってしまうとは、どのような状況なのだろうか。男性自身はこう弁解している。

「それほどまでに次々に、ブラック企業認定や非を認めざるをえない企業ばかりな世の中が悪いという見方も出来なくはない、というのが私個人の言い分ではある」

たしかにブラック企業が存在していることに非があるという言い分は理解できるが、引き寄せている男性の身も心配である。さらに今までの経緯を知る親しい友人からは、こう呼ばれているという。

「ブラック企業を刈り取る鎌をもつ死神と呼ぶほどの経歴になってしまっている」

そんな男性も新しい転職先で働き始めたようだ。

「次こそは終の住処となるように、と願いながらの転職から約半年。穏やかな日々を生きていけるのか、死神としての黒歴史を更新か、どうなることやら」

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