毎日使う職場のトイレが快適でなければ、ストレスに感じる。30代後半の女性(神奈川県/教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収100万円)は、20人ほどの従業員がいる小さな工場で働いているが、
「トイレは外に仮設トイレ1つのみです。しかも最近のものではなく、下は木の板で板もボロボロの和式です。水漏れもひどいようで、漏れる水を空いた業務用のアルコールの詰め替えタンクで受け止めて溜めているようです」
と、快適とは程遠いような職場のトイレ事情を明かした。(文:林加奈)
「出勤前に駅のトイレで済ませ、したくなったらひたすら我慢します」
女性は「和式でのトイレが苦手なので、入社してから5年ほど経ちますが、1度もトイレを使用したことはありません」という。
「出勤前に駅のトイレで済ませ、したくなったらひたすら我慢します。退勤時には残業しないように定時で帰り、ダッシュで駅のトイレに向かいます。にもかかわらず、後から入ってきた後輩がしゃしゃって『トイレ掃除はみんなでする方がいい』と言い出し、使わないトイレ掃除をさせられることになりました。使わないトイレを掃除するのもあまり腑に落ちないですが、今後使わない可能性がないとは言い切れないので、まぁ仕方ないかなと思っています」
5年間1度も使ったことがないトイレを掃除することになった女性。
「パートの女性のみで曜日と週で分けて担当しています。小さい工場でもちろん清掃業者を頼んでいるわけではないのだから、どうせ使ってない人も掃除しなければいけないなら、全員でやればいいのに」
と不満を漏らす。役職者、社員、パート男性は掃除当番に入っていないことについて、
「役職がある者や男女共用なので、男性がやらないのはまぁ百歩譲っていいとはいえ、女子社員が掃除しないのは意味がわからないです。何よりもそれを当たり前と思っているのがわからない」
と怒りをあらわにしていた。
キャリコネニュースでは「職場のトイレへの不満」をテーマにしたアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/RY5U4GVX
【職場のトイレ問題】
職場のトイレへの不満「男女共用でナプキンは持ち帰り。しかも以前は和式でした」