1時間以上クレームを言われ続けた人のエピソードがほかにもある。岐阜県の40代男性(技能工・設備・交通・運輸)は、配達の仕事をしていたとき
「家の前の路上に停車したら『そこは俺の停める場所だ』といきなり怒鳴りつけてきた。その家の住人。『そこは敷地への不法侵入だ』とわめいていたが、明らかな公道」
怒ったクレーマーは、男性の勤務先の本社に連絡したらしい。ところが「本社も休みで電話受付しかいない状況」のため、「とにかく謝罪してこい」と指示されてしまった。仕方なく謝罪に行くと……。
「1時間以上にわたる暴言。結局その後の調査で、相手の無茶苦茶さが会社には証明されたが、逆恨みして何をするかわからない人間だということで、相手の言う通りの対応に」
調査はドライブレコーダーの映像を確認したそうだ。男性に非がないことは確認できたが、結局は会社側が折れる形となったようだ。
どちらのエピソードも理不尽極まりないものばかりだ。サービス業の人手不足が続いているが、背景にはこのようなクレーマーの存在もあるのではないだろうか。
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