格安航空会社を利用しても旅先では中級レベルのホテルを選べるのは羨ましい限りだが、「ホテル朝食はつけない。旅先での飯の方が安くて美味しいから……収入や貯蓄の状況を考えると、そんなけちけちしなくてもいいのですが、貧乏育ちの習慣は未だになおりません」と、細かなところで出費を抑えているようだ。
神奈川県の50代前半の男性(企画・マーケティング・経営・管理職/年収1300万円)の場合、「定価の買い物は極力避ける。惣菜も食べたいものより割引のものを買う」と、日常的に節約を意識している。飲みに行くときは、
「必ずクーポン+飲み放題。普段は第3のビールで会社の飲み会では本物のビールをひたすら飲む。他に飲みたいものがあっても本物のビールの飲み溜め」
ほかにも、「現金のみの店には入らない。投資の利益も使わない」と節約の例を挙げた。現金を使わず、キャッシュレス決済を選ぶのはポイントを貯めるためだろう。日常の買い物で心掛けていることがほかにもあるようで、
「家電・家具などの大きな買い物は必ず3つの店(ネット)を比較の上、最安の店でもキャンペーンまで待つ。コンビニ・自販機には近づかない」
また、男性は自宅駐車場をカーシェアに提供しているそう。
「カーシェアをマイカーとして使う。車種変更の際にはリクエストをごり押し」
と貧乏性が抜けきらない日常を明かした。
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