生産現場「月50万個が限界。それ以上は断って」→営業「じゃ、月100万個よろしく」 「馬鹿なのかと思いました」と語る男性 | キャリコネニュース - Page 2
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生産現場「月50万個が限界。それ以上は断って」→営業「じゃ、月100万個よろしく」 「馬鹿なのかと思いました」と語る男性

男性は、自身が生産を担当している製品の一つが、「注文数が非常に多い製品で、私の課の中でも毎月売上1、2を争う主力製品になります」と説明する。会社はその製品を「どんどん売れ」というが、生産現場では「機械的や人的な問題で、これ以上は作れない」という状況に陥っていた。

営業と生産管理部門も交え会議を行ない、そこで「月の生産限界数は50万個、年間で600万個。それ以上の注文は断る。顧客にもその旨を伝える」と決めた。ところが……

「今回、月の生産管理100万個、年間の生産1200万個という桁違いの注文が来ました」

生産限界数の倍だった。男性は、「これを実現するためには設備を増やし、人数も増やし、さらに部品も増やしなど、とにかく課全体を変えないと生産できない」と訴える。さらに、

「どう考えてもできない内容だと一目瞭然、当然断るのかと思いきや、すでに生産を行うという体で話が進んでおり、営業達も『じゃ、よろしくお願いします』程度のテンションでした。流石に意味がわからない、馬鹿なのかと思いました。以前の会議が何の意味もなしてませんでした」

男性は黙っていられなかった。「何か質問はありますか?」と聞かれた際に「この数量を本当にやる気でいるんですか?この前会議で50万が限界という話をしましたよね?」と抗議した。

すると相手は「設備増やすから」と返答。しかし設備を増やしたところで、「人はどうするのか?そもそも設備はいつ整うのか?そこに組み込む部品はいつできるのか?」。そんな疑問を持ったのは男性だけではなかった。

「現場から文句が次々と出て『何を考えてるんだ』『過去最高の生産数量を見ても実現できる数じゃない』『何のための会議だったのか』『てめえらでやれ』など現場の人間はブチギレ状態でした」

こうした騒ぎは「しょっちゅうあり、現場が毎回振り回されています」と呆れたようにつづった男性。そして……

「明日以降、現場から出たブーイングを含め、この話を営業と生産管理部門が社長達と会議を開いて話し合うそうです。こういうことが続くと本当にこの会社もう無理と思います」

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