仕事を通して、ある女性と意気投合した男性は、
「時間が経つにつれ、親近感が増してまるで昔からの知人のような親友のような恋人のような関係になっていました」
と振り返る。夕方になり、気温も下がってきたため、男性は彼女に「少し寒いね、風邪引いても大変だから車に何か着るものあれば行ってきな」と声をかけたそう。すると上着をとって戻ってきた彼女は、男性の肩を叩き「ねえ〜見てどう?」と上目遣いで見つめてきたのだ。
彼女の表情から好意を察した男性は思わず、「すごく可愛くなったね。さっきから可愛いいんだけど一段と可愛くなったね」と返した。このやりとりは、「周りからすればラブラブ感たっぷり」である。とんとん拍子で進んでいるかのように思えたが……
「そこにずっと我慢していたのだろうもう一人の男性が現れ、急に、『嫌がってるのわからないんですか?』『顔そむけてますよ、近いんだよ』『若い女性が年配の男性に断れないってことくらいわからないんですか?』『女心わからないんですか?』『ちょっと近過ぎなので離れて下さい』と言われました」
さらに、こんな否定的な言動も見せてきた。
「〇〇(男性の名前)さん、接客向いてないですよね~喧嘩っ早そうだし、お客に突っかからないで下さいね~」
解散後に男性が帰らずにいると、「何してるんですか?帰らないんですか?自分見送りますよ」と執拗に絡んできたという。男性は、きっと女性を待っていたのだろう。しまいには、「嫌がっている女性に断れない女性に、しつこく付きまとうのはやめたほうがいい」と忠告されたのだ。
「すごく良い雰囲気から一転、天国から地獄へ突き落されたような感覚。恐らくその男性もその女性に好意を持っててヤキモチをやいたのだと推測します」
と当時の心境を明かした男性。一連のやりとりによって「雰囲気険悪ムード」になり、結局、彼女と連絡先を交換することもできなかった。その日から3週間経つも、男性は「毎日彼女のことばかりを考えています」という。このような結果にした相手のことを未だに許していないようだ。
「人の出会いを自分の感情一つで、無にしてしまうのは許せません。私は2度とこの輩とは会いたくありません」
と本音を漏らす男性だが、帰り際には「社交辞令的な感じで『またどっかで会ったら声かけてよ!また宜しくね』」と言い、大人な対応を見せたそう。なぜなら「きちんとしないと何されるかわからない感じの方だったので冷静に対応した」のだとか。
「彼女とはいつかまた、どこかで再会できることを願い祈っています」
と思いを捨てきれずにいる様子だ。女性が実際のところどんな気持ちだったかは不明だが、男性には気持ちを切り替えて前を向いてほしいところだ。
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